お知らせ
2014-07-24 15:45:00
:熱中症について
やっと梅雨が明けたと思うと昼間はジメジメ蒸し暑く、
夜でも熱帯夜の日が多くなりました。
今年も猛暑になるようで人間だけでなく
動物たちにとってもつらい時期です。
この暑い中で注意が必要なのが「熱中症」です。
人間の体温調節と違い、ワンちゃん・ネコちゃんたちは
汗をほとんどかかない(肉球から汗はでます)ので
主に口でハァハァと呼吸することでしか
体温調節がおこなわれません。
さらに皮膚全体が毛皮のように毛で覆われていることで
体内の熱がこもりやすいのです。
アスファルトを歩くときも人間に比べると
よりアスファルトに近い位置で歩くことになり、
アスファルトの照り返しが直接影響します。
このように熱中症になる危険度は高いのです。
ですから、お散歩も早朝や夕方・夜など涼しいときに
行ったり節電ということもありますが、
昼間は無理せず高めの温度設定(例28℃前後)で
クーラーを使うなど工夫しましょう。
(扇風機だけでは不十分です!)
体が熱く、いつもより呼吸が荒い・さらに嘔吐、下痢をしている
などのような症状が見られたら病院にすぐ連絡してください。
特に短頭種(シーズ、フレンチ・ブルドッグ、パグなど)の
ワンちゃんは注意してください!
今年は熱中症疑いで来院されるワンちゃん・ネコちゃんが
すでに去年の数を超えていますので温度管理には
十分注意してください。
熱中症は命にかかわります!